紙と工芸(カルトナージュ)

厚紙・台紙を使ったボックスの作り方

紙について

カルトナージュとは

フランス語で厚紙工作という意味で、フランスの伝統工芸のひとつです。
針や糸を使わず、好みの大きさにカットした厚紙を組み立て、好みの布を貼った工芸品のことです。元々は、紙を貼って装飾していたようですが、日本では布を貼ったものが人気のようです。
カルトナージュと言えば小物入れのイメージですが、フォトフレーム・ブックカバー・名刺入れ・トレー・引き出し・ティッシュボックスカバーなど様々なものがあります。

カルトナージュを施した小物入れ


カルトナージュが人気の理由

  • 針や糸を使わないので、初心者でも工作感覚で作れる
  • 好みの大きさで、欲しいサイズのものが作れる
  • 好みの布を貼って、自分の思い通りの柄のものが作れる
  • インテリアや収納品を作れば、趣味と実益の一石二鳥
カルトナージュが人気の理由

カルトナージュの主な材料

  • グレー厚紙【カルトン】(約2ミリ厚のもの)
    グレー厚紙の商品一覧
  • ケント紙
  • お好みの紙(スキバルテックス・和紙など)
  • お好みの布(コットン・リネンなど)
カルトナージュの主な材料

カルトナージュの主な道具

  • 木工用ボンド
  • クラフトテープ【水張りテープ】(25ミリ~30ミリ巾のもの)
  • チャコペンシル
  • ヘラ
  • カッターナイフ
  • 刷毛
  • ぼろ布
  • 定規(端が0から始まるもの)
  • 布用はさみ
  • 紙用はさみ
  • カッティングボード(カッターマット)
  • 大きなクリップ
カルトナージュの主な道具

厚紙・台紙を使ったボックスの作り方(カルトナージュ)

・作りたいものの設計図を作成し、グレー厚紙に製図します
作りたいものの設計図を作成し、グレー厚紙に製図します

・製図したグレー厚紙をカッターナイフでカットします
製図したグレー厚紙をカッターナイフでカットします

・ケント紙に製図します(グレー厚紙よりも一回り小さくなるように)
ケント紙に製図します

・製図したケント紙をカッターナイフでカットします(仕上げの工程で使用します)
製図したケント紙をカッターナイフでカットします

・クラフトテープを紙用はさみで必要な大きさにカットします
クラフトテープを紙用はさみで必要な大きさにカットします
・カットしたグレー厚紙を木工用ボンドで貼りあわせます
カットしたグレー厚紙を木工用ボンドで貼りあわせます

・組み立てたグレー厚紙の継ぎ目補強のために、
 カットしたクラフトテープを外側と内側の両側から貼ります
カットしたクラフトテープを外側と内側の両側から貼ります

・お好みの布や紙にチャコペンシルで製図し、
 それぞれ布用もしくは紙用はさみでカットします
それぞれ布用もしくは紙用はさみでカットします

・木工用ボンドを刷毛でボックスの外側面に塗り、お好みの布や紙を貼り付けます
木工用ボンドを刷毛でボックスの外側面に塗り、お好みの布や紙を貼り付けます

・同様にボックスのフタの表裏面にもお好みの布や紙を貼り付けます
同様にボックスのフタの表裏面にもお好みの布や紙を貼り付けます


・ボックスの外底用の布や紙の中央にカットしたケント紙を木工用ボンドで貼り付け、
 ボックスの外底に貼り付けます
ボックスの外底に貼り付けます

・同様にボックスの内底用の布や紙の中央にカットしたケント紙を木工用ボンドで貼り付け、
 ボックスの内底に貼り付けます
ボックスの内底に貼り付けます

・ボックスの内側面にお好みの布や紙を貼り付けます
ボックスの内側面にお好みの布や紙を貼り付けます

・ボンドが乾かないうちに、内側の角が美しくなるよう、ヘラで角を押し付けます
内側の角が美しくなるよう、ヘラで角を押し付けます

・貼り付けたものが浮いたり剥がれたりしないように、
 ボックスの縁を大きなクリップで挟み、ぴったり密着させます
ボックスの縁を大きなクリップで挟み、ぴったり密着させます
・ボンドが乾けばクリップを外し、完成です!

ボンドが乾けばクリップを外し、完成です!


カルトナージュ(厚紙ボックス)作成のコツ

  • グレー厚紙は、一度で切ろうとせず、何度もカッターナイフをあてて、少しずつカットする(切り口がきれいにできます)
  • 木工用ボンドは水で薄めて、刷毛で均一に塗る
  • 布や紙を貼り付けるときは、軽く引っ張りながら空気が入らないように貼る
  • クラフトテープや貼り付ける布や紙は、グレー厚紙の厚みを考えて角の処理をする